2005年10月23日

IZAKAYA 1978年11月27日 中野サンプラザ

izakaya

1.1 Eleventh Earl Of Mar
1.2 In The Cage
1.3 Burning Rope
1.4 Ripples
1.5 Deep In The Motherlode
1.6 One For The Vine

2.1 Squonk
2.2 Say Its Alright Joe
2.3 The Lady Lies
2.4 "Phil" Talking Japanese "Romeo & Juliette"
2.5 The Cinema Show
2.6 Afterglow
2.7 Follow You Follow Me
2.8 Dance On A Volcano
2.9 〜Drum Duet〜Los Endos
2.10 I Know What I Like
Genesis初来日の2日目の公演。以前オフィシャルHPとAlan Hewittの本の日本公演の日程が違うんじゃないかと書いたけど、やっぱりこのブートの日付と公演会場のクレジットを見ると、私の記憶の方が正しかったことがわかる。日本公演の最初の3日の正しい会場は、

November
27th Kosei Nenkin Hall Tokyo Japan
28th Sun Plaza Hall Tokyo Japan
29th Sun Plaza Hall Tokyo Japan

でしたね。

というわけで、私もサンプラザの、1Fのいちばーん後ろの、いちばーん右端という涙が出そうな席で見た、感動の日本公演のブート。このタイトルはいったい何だ!と思ったのだが、これは、フィルが披露する日本語の曲紹介の中の一説に由来する。珍妙な日本語を披露するフィルが実に面白い。実際は聞かないとこの面白さはわかりにくいだろうが、活字にすると、こんな感じ。


アリガト
コンバンワァ ミナサン
ニホンゴニ チョセン シマス
ニホンニ コレテ シアワセデス
tonight we will play some old songs フルイ ウタ
and some new songs アタラシイ ウタ
now ツギノウタワ we will sing the song The Lamb Lies Down On Broadway
ツギハ In The Cage


1曲目のEleventh Earl Of Marが終わって、紙を見ながらこれで始まる。

ドモアリガト
ツギノウタワ is a アタラシイ アタラシイ and then there were three
ツギハ Burning Rope

アリガト
ツギノウタワ very sad very sad Oh Oh
song about フルイ フルイ very sad
song from LP The Trick Of The Tail
ツギワ Ripples
very sad

anybody speak English?
ドモアリガト
ツギの ウタワ アメリカ ノ gold rush ノ ハナシデス
ツギハ Deep In The Motherlode

カレハ ワタシ ノ トモダチ ノ スバラシイ guiter player Daryl Stuermer
ツギノ ウタハ from the LP Wind and Wuthring
ツギハ One For The Vine


と、ここまで全曲MCを入れるが、次のSquonkには紹介がなかった。そして、次がアルバムタイトルにも引用された、このMC。

アリガト
moment
ツギノ ウタワ ヨッパライノ ハナシデス
ワタシト イシ.. ワタシト イッショ ニ トキョ ノ イザカヤ エ イキマショ
(いいぞ とっつあん)
Suntory very good
ツギハ Say Its Alright Joe


確か、フィルはよれよれのコートを着て、タバコに火をつけ、手にウイスキーのミニボトルを持ってこの曲紹介をした。「いいぞ とっつあん」というのは、会場からのヤジ。非常に有名なヤジなのだが、このブートではちょっと聞き取りにくい。

(口笛)
アリガト アリガト
ソシテ カレハ ワタシノ トモダチノ
スバラシイ ドラマ Chester Thompson
ツギノ ウタハ The Lady Lies


この曲の紹介では、もう少し喋ったような記憶があるのだが、日によってちょっと違ったのか、それともこのブートでその部分がカットされているのか、はたまた私の記憶違いかはよく分からない。

そして何といっても日本公演のMCのハイライトがこれである。

ツギノ ウタハ ロミオ ト ジュリエット ト イウ
フタリノ ハツタイケン ノ コイビトタチ ニ ツイテデス
ロミオ sixteen years old sixteen
very horny トテモ セッキョク テキ
ジュリエット sixteen years old also
オキナ オッパイ オオキナ オッパイ
tonight Romeo telephone Juliet to ask her to driving movie
Hi Hi Hi Romeo Hi Hi Hi Romeo Oh So So So Hi Hi
So one hour Romeo Juliet in a car watching the movie
ロミオ ト ジュリエット
ロミオ アキタ
So サワル オッパイ
on ニ サン minute
ロミオ アキタ back to watching movie
ロミオ トビツイタ
rips off Juliet's dress
rips off Juliet's panties
Oh!
rips off Juliet's bra
Oh!
ジュリエット ハダカ here they come
ロミオ Oh takes his trousers ズボン
ジュリエット ハ ハンドルニ シバララテ イル
Oh Romeo Romeo please let me go Romeo
ナニモ シナイ ママ
ナニモ シマイ ママ
Oh Romeo Romeo please let me go please let me go
because otherwise we will miss The Cinema Show


これには会場大爆笑。当時、「ライトショーがすごい」とか、「演奏機材がすごい」とか、「空前の規模のコンサート」なんて前宣伝ばかりされていて、まさかこんなパフォーマンスをやるバンドだという知識が全くなかったので、これにはびっくりしたが、このMCのせいで、なんだかすごく和やかなコンサートになったのだった。まさにこれこそフィルのキャラクターなのだ。

その後コンサートのエンディングに向かって一気に曲紹介なしで演奏が進み、エンディングの曲Dance On A Volcano〜Drum Duet〜Los Endosの前に、

コレガ サイゴノ ウタデス
Oh Yes
アリガト ゴゼイマシタ
サヨナラ


とやって終わりになる。

当時ははじめて見て、聞いて、感動するばっかりで冷静さに欠けていたので、全く気づいていなかったのだが、The Cinema Showの後半のインストパートで、マイクが思いっきり間違えている。ちょうど、トニーのソロのバックで12弦ギターのコードストロークからベースに持ち替えて入るところで派手にミスってる。この後の大阪公演ではトニーも相当派手なミスタッチをやったようである。78年のコンサートの締めくくりに、はるばる日本までやってきて、メンバーも相当疲れていたのかもしれない。今冷静に聞くと、演奏もどことなく迫力がないように聞こえるのもそのせいかもしれない。ただ、いずれにしても自分が会場にいたコンサートのブートというのは、やっぱり宝物である。

ところで、はじめてGenesisを見たのは、このブートの前日の厚生年金会館だったが、1曲目のイントロが流れてきたとたん、音のよさにびっくりしたのを良く覚えている。当時それなりにライブには行っていたが、これほどいい音を出すバンドは初めてだった。また、評判のライトショーも当時の一般的レベルから考えると、実に凝ったものだった。Afterglowの演出は本当にすばらしかったし、エンディングでお約束のSeconds Outのジャケ写ライティングも、「おーー」という感じだった。RipplesとLos Endosではレーザー光線も使われていてなかなか効果的だった。でも一つだけ残念だったのは、このときのツアーの通常セットでは、天井に4枚の可動式の鏡を吊り下げて、さらにライトの演出を高めていたのだが、日本にはこの鏡を持ってきていなかったことである。この「鏡あり」のライブは、Armando Galloの写真では見たことがあるのだが、ビデオでは実に今まで一度も見たことがない。なぜこのツアー時のビデオがほとんど出回っていないのか、いまだによくわからないのだ。だれかご存知でしたらぜひ教えてくださいませ。



posted by Holy Knebworth at 00:57| Comment(2) | TrackBack(0) | Bootleg | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おおお。。同類の方がいたんですねぇ。
ジェネシスを知ったのは確か、小学校5年か6年の時でした。
ファン歴34年かぁ・・・・です。
ジェネシスが来日したのは知っていたんですが、なんせ当時私は中学2年の小僧。
あのころは、確か、パンクムーブメントが大流行で、友達のなかでも浮いた存在・・・。
当時、行けなかったのは今でも後悔しきりです。
Posted by yan007 at 2008年11月01日 09:27
yan007さん、はじめまして。

また年季の入ったファンの方にコメントいただいて、すごくうれしいです。今後ともよろしくお願いします。

小学生のときにジェネシスを知ったなんてすごいですねえ。私は洋楽なんて中学入ってからでしたので。

私がジェネシスにハマり始めた頃は、まだプログレ全盛期の最後の方なのですが、それでも肩身は狭かったですね。ジェネシスってYesやELPみたいな「判りやすい」スタープレーヤーがいなかったし、当時の洋楽雑誌に紹介されるガブリエルの写真って、フラワーマンみたいなのばっかりで、私の周囲のプログレマニアの間でも、だいたい「変態バンド」扱いでしたので(笑)
Posted by Holy Knebworth at 2008年11月02日 12:29
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