今を去ること32年前、1975年の今日、ピーターガブリエルはジェネシスからの脱退を正式にアナウンスした。つまり、今日はピーターガブリエル脱退記念日だそうだ。
当時洋楽の最新ニュースというのは、以前紹介した音楽専科かミュージックライフあたりの洋楽雑誌にある3行情報みたいなコーナーに掲載されるものだった。あの時代、これ以上早い情報というのは、日本ではアクセスのしようがなかったのだ。
8月に発表されたということは、どう早くても9月か10月発売の雑誌に掲載されたところで、私あたりが知るところになったのだと思う。でも、これは当時Lambに心酔していた高校生にはあまりにも衝撃的な3行情報だった。
当然私もジェネシスはそのまま解散するのだと思った。せっかく気に入ったバンドにめぐり合えたのに、もう解散か、、と思ったのだが、その後、3行情報に毎月のようにジェネシスのニュースが掲載された。はっきり覚えていないのだが、
「ニューアルバムのレコーディング中」
「新ボーカリストはフィルコリンズ」
という感じで情報が順番に入ってきたのだったと思う。でも、これが当時全く信じられないものだった。バリバリのプログレバンドだったジェネシスが、カリスマボーカリストを失った後、新メンバーも入れずに、それまでドラムをたたいていたメンバーがいきなりボーカルをやるって言われても、当時の常識では全く考えられないし、一体それでどんなニューアルバムになるのか、どんなライブをやるのかというのも、想像すらできないのであった。
そして翌76年の2月にTrick of the Tailが発売される。当時日本でもイギリスと同時に発売されたかどうかは全く記憶にない。あの頃のことだから、日本版の発売は2〜3ヶ月は遅れていたような気もするので、正確にはいつのことだかわからない。ただ、この間、少ない情報に信じられない思いながら、怖いもの見たさ(聴きたさ?)もあって、一日も早くその音を聞いてみたいと願っていたのだった。
そしていよいよ発売日の前日。ときどき翌日発売の新譜をフライング発売していた都内の某大手レコードショップで、Trick of the TailをGetして、一目散に自宅に帰ったのだった。制服を着替えるのももどかしく、レコード盤に針を落とし、聞き出したレコードが終わる頃、何だか言葉にできないほどの感動で心がいっぱいになったことを今でもよく覚えている。
Lambとは全然違う方向性なのに、それは紛れもなくジェネシスにしか作れない音楽。こいつら一体どういう才能の持ち主なのか。恐ろしいほどのポテンシャルを秘めたミュージシャンたちの新しい挑戦に、鳥肌が立つほど感動してしまったのだった。
それから30数年、いまだに私たちを楽しませ続けてくれる彼らの何と偉大なことよ。本当にジェネシスのファンでよかったなと、しみじみ思える今日この頃なのでした。
2007年08月16日
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SPECTRUM/LIVE#AT#BUDOKAN#Sep.22,1981#
Excerpt: いやはや始めは間違ったDVDを買ったかと思いましたが、作りが面白かったです。最後はアイドル路線?と思える内容に笑いました!スプクトラム最高★趣味 懐かしいけれど、コスチュームが普...
Weblog: ミュージックへの思い
Tracked: 2007-08-17 07:47
洋楽をたくさん集めました
Excerpt: いくつかマインドクライム関連のライブを見ましたが、一番迫力があるように感じました。ただ、ギターがいまいちかも・・・・6月の来日公演の興奮再びです。日本公演ではダイジェストでしたが、本作はアメリカでの完...
Weblog: ミュージックがたくさん
Tracked: 2007-08-17 19:24
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ガブ脱退のときや、「トリック〜」発売当時なんて
私は影も形もありませんでしたが(爆)
そんな若造な私ですけど
「トリック〜」は私の最近の一番のお気に入りです。
むしろ気付くのが遅すぎたと感じるぐらいです。
トリック最高ですよね。当時イギリスのある音楽紙に「(ピーターが脱退したジェネシスは)ミックジャガーが抜けたローリングストーンズより悲惨だ」なんて書きたてられたようで、メンバーは皆意地になってニューアルバムを作ったのだと思います。特に、それまでもサウンドの中心人物だったのに、全然その存在が認められていないことを思い知らされたトニーバンクスが、ムキになって新しい曲を書いたというのはあるんじゃないかと思いますね。
トニーだけでなく、このアルバムには、他のメンバー全員のエネルギーがたっぷり詰め込まれている感じがします。(フィルコリンズのボーカルだけは、まだちょっとおっかなびっくり的イメージがあるんですけど、ただ、これはこれで真摯に歌おうとしているという感じで、好感が持てるのですよね)
しばらく、Genesisはあまり聞いていなかったので、hacketがこんなことしてたなんて全然知りませんでした。しかも1996年!
Trick of tails自体はおそらく20年ぐらい聞いていなったのですが、LOS ENDOSはいいですね。
なお、
「The TOKYO TAPES」は、おまけにMP3やquick timeの映像もあってお得ですね。
ただ、MP3なので題名順にしか聞けないので、曲の順番がばらばらです。
Tokyo Tapesのときのライブは、チケットまで買ってたのに、ヤボ用で行けなくなったという悲しい思い出が・・・。
ハケットさんのセルフカバーというか、ジェネシストリビュートものって、結構評判高いですよね。
ハケットが日本に来ていたのも全然知りませんでした。いけなかったのは残念としかいいようがないですね。
ところで、
Tokyo TapesのFIRTH OF FIFTHがよかったので今日SELLING ENGLAND BY THE POUNDを購入しました。新品です。
約20年ぶりに聞いたのですが、なぜかあまり感動がなかったです。
理由を考えてみると、20年聞いていなくても、よく覚えているので新鮮さがなかったのかな〜と思います。
TOKYO TAPESの方が新鮮でよい感じです。
どこにもgenesisの昔のCDは売ってないと思っていたのですが、HMVに売っていました。
Progressiveのコーナーがちゃんとあるのにも驚きました。
次はスタジオ盤のFIRTH OF FIFTHではなくて、Seconds Out収録のライブバージョンはいかがですか? スティーブハケット在籍時の4人ジェネシスの演奏で、彼の渾身のギターソロが聴けますよ。オリジナルのちょっと抑えた感じより良い感じかもしれません。
>どこにもgenesisの昔のCDは売ってないと思っていたのですが、HMVに売っていました。
Progressiveのコーナーがちゃんとあるのにも驚きました。
人数は少ないでしょうけど、最近もプログレを聴く若い人がちょっとはいるみたいですので結構売ってるのではないでしょうか。(ブログとか時々見かけますので)昨日ブックオフに行ったら、クリムゾンの宮殿の紙ジャケCDを高額で買い取るというポスターがはってありましたし。それなりに今でもマーケットはあるようですよ。
ターンテーブルに針を落として、Trick of the Tailの一発目の音の凄さを強烈に
覚えてます。
彼らの覚悟っていうか、前評判 不安を一気に吹き飛ばした感じでしたよ。